サプリメントOEMとは？サプリメントOEM会社までご紹介

開発製造技術はないけど、オリジナルのサプリメントをつくりたい…。

このような悩みを解決できるのが、サプリメントOEMです。

この記事では、サプリメントOEMの概要からメリット・デメリット、サプリメントOEMを請け負っている会社をご紹介します。

サプリメントOEMとは何か？

サプリメントOEMとは、自社ブランドのサプリメントを開発する際に、外部の専門業者に製造を依頼することです。

自社で製造設備や原料を用意する必要がないので、コストや時間を節約できるところに特長があります。

また、専門業者のノウハウや品質管理技術を利用できることも、サプリメントOEMの魅力です。

サプリメントOEMのメリット

サプリメントOEMには、次のようなメリットがあります。

専門ノウハウ、技術がなくてもサプリメントを開発できる

サプリメント開発では、専門的なノウハウや技術が必要です。

しかし、それらの知見を一朝一夕で習得することはできません。

サプリメントOEMを利用すれば、そうしたノウハウや技術がなくても、サプリメント開発を推し進めることができます。

コストを抑えながら自社ブランドの商品を販売できる

サプリメントOEMを利用すれば、自社で生産設備や人員を用意する必要がありません。これにより、初期投資や在庫リスクを抑えることができます。

サプリメントの企画、販売に集中できる

サプリメントの製造を外部の業者に委託することで、企画や販売に集中できるようになります。お客様のニーズや市場の動向に応じて、商品開発や販売促進にリソース（時間や労力）を割くことができます。

売れるまで在庫リスクを低減できる

小ロットでサプリメント製造を受託している会社であれば、商品が安定して売れるまで生産量を調整できます。在庫リスクを低減しながらサプリメントの販売に取り組めます。

法律に抵触するリスクを回避できる

サプリメント開発では、使用できる成分が限られていたり、パッケージに記載できる内容に制限があったりします。OEM会社は、そうした法律に精通しているため、法律違反やリコールのリスクを回避できます。

サプリメントOEMのデメリット

一方で、サプリメントOEMには、次のようなデメリットもあります。

サプリメント開発のノウハウを蓄積できない

サプリメントOEMは、製造を外部の業者に委託するものなので、自社にサプリメント製造の技術を蓄積することができません。

特に将来的に自社生産に切り替えたい場合や、他社との競争力を高めたい場合に、この点がデメリットとなる可能性があります。

低品質サービスのOEM会社を選ぶリスクがある

OEM会社の中には、品質管理や納期管理が不十分だったりと、ノウハウ・技術力に乏しいところもあります。

OEM会社を選ぶ際は実績や評判などをよく調べる必要があります。

サプリメントOEM会社の選び方

サプリメントOEMで満足できるサプリメントを開発するには、適切なOEM会社を選ぶことが重要になります。

ここでは、サプリメントOEM会社の選び方のポイントをご紹介します。

品質管理基準

サプリメントはお客様の健康に直結する商品です。

そのため、品質管理は非常に重要になります。品質管理基準とは、製造工程や衛生環境などに関する規格や認証のことで、たとえば、ISOやGMPなどがあります。

これらの基準を満たしている会社は信頼性が高く、安全な商品を提供できると言えます。

品質管理基準を確認する際は、その業者のコーポレートサイトや資料などで調べるか、直接問い合わせるとよいです、

原料のラインナップ

サプリメントの価値は、どのような成分をどれだけ配合しているかによって決まります。そのため、原料の豊富さはサプリメントOEMの選び方において重要なポイントです。

OEM会社によって、取り扱っている原料の種類や質は事なります。競合に負けない素晴らしいサプリメントを開発するためにも、原料のラインナップは必ず確認しましょう。

原料の豊富さを確認する際は、OEM会社のコーポレートサイトを閲覧したり、カタログ・見積もり・サンプルを貰ったりするとよいです。

ロット数

ロット数は、一度に発注できる最小数量のことです。

ロット数が小さいほど、在庫リスクや初期投資を抑えることができるので、イニシャルコストを抑えたい場合は、小ロットのOEM会社を検討しましょう。

しかし、ロット数が少なすぎると、単価が高くなったり、納期が長くなったりする可能性もあります。そのため、自社の販売計画や予算に合わせて最適なロット数を選択することが重要になります。

実績

OEM会社がこれまでどのような製品を製造したか、またどんな企業と取引したか、その実績を確認することも大切です。

実績が豊富な会社は、ノウハウや提案力が高く、トラブルにも対応できる可能性があります。

多くのOEM会社が自社のコーポレートサイトや資料に実績を掲載しています。入念に確認し、必要であれば直接、OEM会社に問い合わせ、実績の内容をチェックしましょう。

よりよいサプリメントを開発するためにも、OEM会社選びは慎重に行なう必要があります。

品質管理基準、原料の充実度、ロット数、実績の4つのポイントを踏まえて、自社に合うOEM会社を選定してみてください。

サプリメントOEMを提供している会社一覧

サプリメントOEM会社には、それぞれ特徴や強みがあります。ここでは、3つのサプリメントOEM会社を紹介します。

備前化成株式会社

備前化成は、高付加価値の製品開発に注力しており、独自素材や製剤技術を多数保有しています。機能性表示食品の対応も可能で、自社工場ではGMPやISOなどの認証も取得しています。他社と差別化できるヒット商品を作る際におすすめです。

→備前化成のサプリメントOEMを見てみる

アダプトゲン製薬株式会社

アダプトゲン製薬は、小ロット対応が可能なOEMメーカーです。初期費用を抑えてサプリメント事業をスタートしたい方におすすめです。また、スポーツサプリメントやプロテインの製造にも注力していることに加えて、マーケティング関連業務もサポートしてくれます。

→アダプトゲンのサプリメントOEMを見てみる

ビーエイチエヌ（BHN）株式会社

ビーエイチエヌは、海外展開を視野に入れたサポートをしてくれるOEM会社です。海外生産拠点やHALAL対応、輸出サポートなどを実施してくれるため、海外市場に進出したい方におすすめです。また、自社オリジナルブランドのサプリメントや化粧品も販売しています。

→ビーエイチエヌのサプリメントOEMを見てみる

まとめ

サプリメントOEMを利用すれば、専門的な知識や技術がなくても、オリジナルサプリメントを開発できます。

自社オリジナルのサプリメントをつくりたい方は、ぜひサプリメントOEMの利用を考えてみてください。